何かと話題に事欠かない ZOZO ですが、個人的にこの冬気になっていたのが ZOZOHEAT。
こういうのって、ジャンル的には何て言うんでしょう?
高機能インナー?防寒インナー?
高機能インナーって言うと、もっと本格的な登山用とかのやつを連想してしまうので、普段使いのものはヒートテックとか言っちゃいますけど、これは商品名ですもんね。
でも「ZOZO のヒートテック」とか言っちゃうと、何の話なのか訳が分からなくなると思うので便宜上「冬用インナー」とでも言いましょうか。
と言う訳で、ZOZO が出した冬用インナー ZOZOHEAT を買ってみたので印象とかを書いてみようと思います。
ZOZOHEAT とは?
これは簡単ですよね。
ZOZO ブランドの「冬用のインナー」です。
が、もっと簡単に言えば、ZOZO が出した「ヒートテック」ですねw
だって、本家があからさまなキャンペーンやってるくらいなので、そう言う事なんだと思います。
後ほど質感なんかの話は書きますが、実際かなりヒートテックに似ている商品だと思います。
価格も非常に似てる。
ヒートテックよりもお得で、
http://zozo.jp/pb/zozoheat-comp.html
生地の吸湿発熱性が高く、あなたサイズだからあたたかい。
それがZOZOHEATです。
ここまであからさまにキャンペーンしてるのって久しぶりに見た気がしますけど、まぁ、そこまでヒートテックを意識して出してきた商品なんでしょう。
なので、乱暴言えば ZOZOHEAT とは
ZOZO のヒートテック
なわけです。
ZOZOHEAT のラインナップ
ラインナップはメンズ・レディース共に4種類。
素材違いで ZOZOHEAT と ZOZOHEAT COTTON の2系統があり、
襟がクルーネックなのか、Vネックなのか?で系4種類と言う感じ。
色は白系(アイボリー/オフホワイト)とブラックの2色。
サイズ展開は「あなたサイズ」なので、1年くらい前に話題になった ZOZOSUIT で体系を計測して購入する流れになります。
まぁ、この「あなたサイズ」も色々と感じるところがあるので、これについても後ほど。
ZOZOHEAT を買ってみた
前置きが長くなりましたが、ZOZOHEAT と ZOZOHEAT COTTON のクルーネックを1着ずつ買ってみました。
色は、ZOZOHEAT がブラックで、ZOZOHEAT COTTON がオフホワイト。
ZOZOHEAT が 200円引きのキャンペーンをやっていた時に購入したのですが、
ZOZOHEAT COTTON も同時に購入しようとしたところ、こちらは品切れしていたため購入できませんでした。
何日かしたら購入可能になったのですが、ある程度在庫を抱えている感じなのかな?
良く分からないですね。
ZOZOHEAT の見た目の印象
では実際の ZOZOHEAT はどんな感じでしょうか?
zozo heat
— みちスタ (@MensStyleG) 2018年12月18日
試しに買ってみました。
質感はユニクロのヒートテックと似てる。
テカテカ、ペラペラ系。
見せるものではないけど、安っぽい。(安いんだけど)
着てみた感じ、計測した体型にジャストで来るので結構タイトかも。
一日中着てたらどうなんだろうね。#ZOZOHEAT pic.twitter.com/n20LixIOyy
こちらは普通の ZOZOHEAT です。
かなりコンパクトなパッケージで、真空パック的な印象ですね。
服ではあまり見かけないパッケージだと思います。
面白い。
第一印象として、素材を触った印象は、かなり薄いです。
「ヒートテックと似ている」と思ったのですが、実際に比べてみるとヒートテックよりも薄いような気がします。
ペラペラで、テカテカした質感なので、化繊感は強いです。
気になったのは襟周りのヨレ。
薄く、柔らかい素材感なので、新品の状態でも既にヨレてくたびれた印象です。
コーディネートにもよりますが、丸首の場合、「あえて見せる」コーディネートもあると思うのですが、そういった用途には向かなそう。
http://zozo.jp/pb/men-cotton-zozoheat.html
一応、ZOZOの狙いとしては「見せない」事を前提に設計しているのではないかと思います。
この辺りが実際にどうなのかは後ほど。
前回買おうと思ったら欠品だった ZOZO HEAT COTTON
— みちスタ (@MensStyleG) 2018年12月25日
コットン、と名前が付いているけど、化繊感がかなりある。
こちらも薄い。
普通のやつ同様、襟口は言うほど広くなってないので、服によっては結構見える。
ぱっと見、安っぽさは否めないかなぁ〜#ZOZOHEAT pic.twitter.com/B9HZPovsJa
こちらは ZOZOHEAT COTTON です。
こちらも普通のものと印象はさほど変わらないです。
薄くてペラペラしてる。
色の問題かもしれませんが、テカリは無いので、見た感じの化繊感は無いです。
やはり、薄く柔らかい素材なので襟のヨレが気になります。
ZOZOHEAT の着心地
ZOZOHEAT も ZOZOHEAT COTTON もどちらも素材感としては薄く柔らかく、ストレッチが効いています。
肌触りはどちらも化繊と言う感じで、優しい肌触りではないかなと。
若干、COTTON の方が優しい感じはしますが、無印のぬくもりインナーなどと比べると化繊感は否めないかなと。
サイズ感は微妙…
「あなたサイズ」だからなのか、サイズ感としては本当にジャストサイズと言う印象。
なので着心地としては体に張り付くような感覚です。
全身タイツのような感じでしょうか?
着たことないですがw
「あなたサイズ」なのですが、私には腕周りと胸周りがぴったり過ぎると言うか、少し窮屈に感じました。
パツパツと言う感じでしょうか?
引っ張られる感じが結構あります。
着心地が「悪い」とまでは言いませんが、リラックスは出来ないですね…
ちなみに、ZOZOHEAT は「あなたサイズ」から少しだけサイズの変更ができます。
変更できるポイントは下記の3点。
- 胸囲
- 着丈
- ゆき丈
「最適」を中心に ±数cm の3段階で調整できます。
全て「最適」で買いましたが、胸囲と着丈はサイズアップしても良かったかなと思います。
あなたサイズと言うのが何なのか?って所ですよね。
ZOZOSUIT で計測された数値が正しいのかどうかが分からないので何とも言えないのですが、このサイズ感だとちょっと他のアイテムを買うのが怖いなと感じます。
首元からはみ出て見える
ヒートテックでもぬくもりインナーでも、その他の冬用インナーでもなんでも良いのですが、基本的に「見せる」事を意識している商品ってあまりないと思います。
インナーですから当たり前ですよね。
でも、結構見えるんですよ。
丸首のセーターの首元からチラッとインナーが見えたりとかね。
襟元がはみ出て見えていても、あえて見せる事が出来る様な質感だったら問題無いと思うのですが、もろに「肌着」という感じの質感なので、出来れば見せたくないなと思う訳です。
私はこれが嫌すぎて、ヒートテックの襟元を大きく自分でカットして使っていたりしますけど、まぁ、それくらい嫌なんです。
見えること自体が。
なので、ZOZOHEATの商品説明で「首元から見えにくいパターン」を採用していると知ったときは、結構期待してしまいました。
http://zozo.jp/pb/men-cotton-zozoheat.html
確かに、着てみると首周りは比較的広く開いていると思います。
期待できそうな感じはしますね。
で、実際に色々な服と組み合わせてみたのですが…
結論として、服によっては普通に見えてしまいます。
ZOZOHEAT COTTON
— みちスタ (@MensStyleG) 2018年12月28日
こちらも襟周り広めと言いつつ合わせるものによっては出てしまう。
んで、出てもありな感じかと言うと…
うーん、無しかな〜
少なくとも「あえて見せる」感じでは無い。#ZOZOHEAT #インナー pic.twitter.com/NccQ2kGJuk
なんだかな~っと言う感じですね。
このニットはそこまで襟元が開いているわけじゃないと思うんですけどね。
ここが一番残念でした。
まとめ
個人的にはリピート買いは無いかなと思ってます。
悪くは無いですが、積極的に買い増したいとは思わないと言う感じですかね。
正直、この価格帯の冬用インナーは選択肢がありすぎるくらいあります。
記事中ではユニクロのヒートテックや、少し高めですが無印のぬくもりインナーと比較してきましたが、ZOZOHEATよりも安い選択肢も沢山あります。
そもそも、一見ヒートテックより安く見えますけど、送料200円考えると何とも言えないですよね。
他のものと一緒に購入すれば送料は無視できる、という話も有りますけど、それを言い出すとユニクロは何かのついでに買って帰ることが出来るので、何とも言えないです。
という訳で、買ってみて損はないと思いますが、個人的にはオススメはできないかなと言うのが結論かなと。
と言うか、ZOZO ブランドの商品って何でこんなに安っぽくてダサいのかなぁ?
ZOZO の客層と合っていない気がするのは私だけですかね?