パラブーツ の ミカエル (Paraboot Michael) を買いました!
仕事柄、カジュアルな服装で出歩くことが多いので、近年はスニーカーを履くことが多いのですが、この時期になってくると足元が寂しくなってきます。
レザースニーカーでも良いのですが、コートを羽織ったり、ウールのパンツを履いたときなんかは革靴が履きたくなります。
が、ビジネスシューズとかドレスっぽい感じが強いのは使い難い…
そんな時にミカエルを見つけて一目ぼれ。
数年前から気になっていたのですが、なかなかサイズが合わずに悩んでいました。
今回、偶然とても良い靴屋さんと出会う事が出来たことで一気に購入へ!
久しぶりにこの価格帯の靴を買いましたけど、良いです。
とても履き心地も良いし、質感も素晴らしい!
暫くヘビロテ決定です!
パラブーツ ミカエル とは?
パラブーツのミカエルはフランスのシューズブランド Paraboot の定番モデルの一つです。
パラブーツと言えば ミカエル (Michael) か シャンボード (Chambord) じゃないかなと。
Paraboot MICHAEL
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Paraboot Chambord
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この二つ以外にもパラブーツは色々なモデルを作っていますが、この2つのモデルに関してはセレクトショップでの扱いも多いので、知っている人も多いのではないかと。
ミカエルはチロリアンシューズと呼ばれる型の靴で、ノルヴェイジャンウェルテッド製法という、登山靴やスキー靴などアウトドアシューズの製法で作られており、非常に丈夫だそうです。
見た目はシンプルでカワイイ感じなのですが、実はかなり頑丈な作りの靴という所がポイントですよね。
なんと、70年以上前からあるモデルらしいのですが、古臭く感じないのはなんででしょうね。
パラブーツ ミカエル を選んだ理由
先ほども書いたのですが、職業的にスーツで出勤したりすることは殆ど無いので、普段はスニーカーを履くことが多いのですが、少し寒くなって来たりすると何となく全体のバランス的に革靴が履きたくなってきます。
でも革靴って突然ビジネスっぽくなりすぎると言うか、綺麗になりすぎてしまって、スニーカーから履き替えるとなると、結構ハードルが高い。
ハードルが高いと言うよりも、服自体をやんわりそっちに寄せないとバランスが悪い感じになってしまうよなと言う感じがしてしまいます。
手持ちの靴だと、JALAN SRIWIJAYA の 外羽根 プレーントゥ シューズが
ダイナイトソール でカジュアルに寄った感じで使えるのですが、もうちょいラフな感じが欲しいなぁと。
私は、ジーンズとかチノパンを履くことが多いので、その雰囲気のまま履ける革靴が無いかなと思って探していました。
こういう感じで探すと、ブーツが一番合わせやすいのですが、ブーツは何足か持ってるので、出来ればローカット(?って言うのかな?)で。
(サイドゴアブーツ欲しいけど。)
となると、ローファーかなと?
ただ、季節的に冬ですし、もう少し重厚感があると良いよなっと。
(オールデンのペニーローファーとかオールウェイズ欲しい訳ですが…)
パラブーツ自体は数年前から気になっていて、ミカエルもシャンボードもどちらも良いよなと思っていました。
が、この用途にはミカエルがぴったりではないか!っという感じでミカエルに。
シャンボードも良いのですが、少し綺麗にまとまりすぎるかなと。
パラブーツ ミカエル のディテール
それでは ミカエル のディテールを見て行きましょう。
とても上質なリスレザー。
これだけでも気分が上がります。
新品のパラブーツはワックスが浮いて白くなっている「ブルーム」が目立つものが多いですが、ブラッシングすればこんな感じで艶やかな光沢に変わります。
コバの上に2本の縫い目が見えるあたりに、ノルヴェイジャン製法であることが分かりますね。
元々は登山靴や作業靴で多く用いられていた製法と言う事なので、この辺りからもミカエルが非常に丈夫な靴であると言う事が伺えます。
ちなみにミカエルは 2ホールなので紐で調整できる範囲が少なく、履き口が大きいです。
そのためジャストなサイズで履かないとブカブカして脱げてしまいそうになり、私は自分に合うサイズがなかなか見つからずに苦労しました…
逆に、そのおかげで非常に簡単に脱いだり履いたりできるのも特徴ではないかなと思います。
舌革(タン・ベロ)の部分が折り返されていて、両サイドが完全に縫い付けられています。
もともと防水性の高い革を使っているそうですが、これで更に水の侵入が防げますね。
凄い。
ラバーソールはこんな感じ。
横や正面から見たときは感じませんが、裏から見るとかなり頑丈なワークブーツ的なソールです。
ちなみに、内側の踵の尖っている部分は、靴屋さんがこんな感じでカットしてくれました。
この部分をカットすることで、自分の踵で反対側の内側を傷つけてしまう事を防げるそうです。
なるほど!
こう言う事をやってくれる靴屋さんって最近少ないですよね…
この厚すぎず薄すぎずなソール・・・
絶妙です。
可愛すぎず、真面目すぎず、厳つすぎず、優しすぎず・・・
本当にバランスの良い靴だと改めて感じます。
ミカエルの履き心地
と言う訳で、Paraboot Michael を一月ほど履いてみての感想です。
とにかく履き心地が良いです。
これはネット上でも、店員さんに聞いても、とにかく全員が口をそろえて言う事ですけど、本当でした。
本当に履き心地が良いです。
おろしたての日に遠出をして一日中履きっぱなし、立ちっぱなし、歩きっぱなしだったのですが、全然疲れません。
痛くもならない。
凄くないですか?
革靴ですよ?
スニーカーでも履きなれてないと痛くなりそうなもんですが、新品の革靴でこれは凄いなと思いました。
革が柔らかいからでしょうか?
ソールも一見ごつくて硬そうに見えるのですが、意外なほど歩きやすい。
パラブーツと言えば、ラバーソールも自社で製造していることで有名ですもんね。
硬くて重そうな見た目ですが、ビックリするくらい履き心地が良いです。
是非一度履いてみて欲しいです。
あと、車の運転も楽にできました。
見た感じ大きくて重い靴なので、車の運転には向かなそうですけど、そんなことはなくて、快適にドライブできます。
ミカエルのコーディネート例
MHL の太めのウールのパンツとのコーディネート。
鉄板です。
MHLの太めのチノパンとの組み合わせ。
ライダースと合わせるといい感じで引き締まって大好きなコーディネートです。
ミカエルは太めのパンツとの相性はとても良いので、本当におすすめ。
パンツをロールアップして踝を少し出すくらいの長さにするとバランスが良いかなと。
ベイカーパンツとの組み合わせ。
これも良いですよね。
ミリタリー系のアイテムとの相性も良いと思います。
こんな感じでセットアップと合わせても全然OK。
スキニージーンズと赤白ストライプの靴下との組み合わせ。
上は黒いレザージャケット、全体的にハードになりすぎたところを足元でちょっと可愛く。
スキニーパンツなどの細めのパンツとの相性も良いです。
インパクトの有るミカエルのデザインが際立って全体のバランスがとても良いかなと。
どちらかと言うと重い印象の靴なので、秋冬の印象が強いですが、こんな感じで太めのデニムとTシャツ、麻のカーディガンなんかと合わせると、春夏も行けちゃいます。
靴だけを見ると主張が強そうなミカエルですが、実際に合わせてみると思っていたよりも数倍使いやすい靴だなと感じます。
この辺りは試着してみると良く分かるのではないかなと。
パラブーツ ミカエル はお薦め!
と言う訳で、Paraboot Michael を買ったと言うお話でした。
パラブーツを買うとリピートする人が多いと聞いていましたけど、確かにその気持ちは分かります。
もうすでにシャンボードが欲しくなってますw
なかなか良いお値段するのですが、良い靴はちゃんとお手入れすれば10年以上軽く履けるので、コスパで考えたら決して悪くないんですよね。
これからどんどん味が出てくると思うので、それもまた楽しみです。
Paraboot MICHAEL
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